ふと指が動いたのでメモ。
冷たい横顔をみせてあなたは言う
「それでいいではないですか。誰も傷つかない方法があるでもなし。」
確かに、その方法ならば傷つく人は最小になるだろう、傷の大きさは最大かもしれないが。
傷の大きさなんて他人が量れるでもないし、傷つく人が最小になることこそ最良だという考えに従えば確かに理にかなっている。
では、なぜあなたはそんな冷たい顔でそんな言葉を吐くのか。それが理解できないのですよ。
そんな目であなたを見つめる私にあなたの眼は何も写さない。
「私はあなたの言葉に従って良いのですか?」
問いかけても答えは無い。もはや興味を失ったかのようにあなたは遠くを見ている。
本当は、誰よりもそのことを考えているはずなのに。
そのことを知っているから、わたしは誰よりもあなたを見つめているのだけれど。
あなたはもっと先を見ているのでしょう。わたしにはとうてい想像できないあしたを。
あなたにおいつけないのが悲しい、あなたにおいつけないのが悔しい。ここがわたしの限界なのだと思い知らされる。
あなたと住む世界が違うのだと思い知らされる。
わたしはあなたの隣に並びたいだけなのに。
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