大学の講義に対して思うところ…
講義を聞いていて,私が重要だと思ったところはテストに出ないケースが多い.
重要だと思うところは,講義の進度を考えると,発展的な内容に入るのかもしれない.
だからなのか,テストに出ない.
しかし私は,この講義を受けて,このレベルのことが分かってないと講義を受けた意味ないだろうなと思うレベルの内容を重要だと思っているつもりである.
だから,そのレベルの問題がテストに出てこないと,講義目標を達成できているのかどうか分からないような気がする.
最近は,JABEEなどの進出で,ますますそうなって来つつあるような気がする.
つまり,講義では難しい(?)ことを教えて,テストでは簡単なところを出している.
確かに,本人がきちんと理解していれば良い.
しかし,この方法では,本当に理解できているかどうかを教員が確認する術がない.
だからJABEEの考え方から見てもよろしくない気がする.
JABEEについての無駄知識?
全国の高等専門学校でも導入が進んでいる.
私の出身高専では,JABEEのせいで試験の難易度が全体的に低くなると言う謎の事態が発生.
落とす人間が多すぎると教員としての能力を疑われる.
再習得という制度があったのだが,JABEEを機に廃止してしまった.
というのが背景にある.
大学でも似たようなことが起こっているのかもしれない.
必修だから多くの人が落とすのはまずい.ということもあると思う.
なんにせよ,学生に甘くていいのか?という疑問はある.
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