最近の情勢を見ているとデフレが進んでいくなぁという感想を抱きます。
なんだろう、モノやサービスに対する価値が変わりつつあるといえば良いのかな。
何でも安く手にはいるのが当然のような流れ。
最終的には何でも無料で…という流れに繋がるのだろうか。
そうなっていったとき、提供する側も無料で提供出来るような状況になれば 共産主義が夢見た世界に近づくのかもしれません。
それはそれで構わないと思いますが、それほど人間が進化出来るのかどうか疑問が残ります。
全ての人がその人なりの最善を目指し、全てのものを分け合えるような精神を人類が持ちうるとは思えませんので。
結局無料でというのは対価を払わないでということになりますので、 たとえば労働者であれば、労働に対する対価をもらいつつ、サービスを受けるときに対価を払いたくないという意味不明なことになるんじゃないかと。
資本主義においては、モノやサービスに対し、需要と供給という観点から画一的な価値を見いだし、その価値の交換でもって成り立っている状況ですから、 自分は対価をもらい、相手に対価を払わないというのはモノやサービスの価値を貶めることで、結局自分の労働に対する価値を貶めることじゃないかな。
なんだかよく分からない方向に話がそれてる気がしますが…
デフレに話を戻しますと、全世界的に同じようにデフレが進んでいくのなら、それは単純にモノやサービスの対価の再編であって、別に社会の進歩が後れるというわけではないと思います。
大体において時間差的にデフレが進むから、社会の進歩が後れることになるのですが。 お金を貸すのが仕事の銀行だって、全世界の会社が同じように業績悪化させれば、結局最後にはおなじようにお金を貸すしか無くなりますし。お金を貸さない銀行に価値はありませんから。
為替相場の変化もデフレの一種でしょうね。
たまにはまじめな事を書こうと思ったらKonozama状態ですがこんなところで。
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