_ 無題

人間関係にも濃いとか薄いというのはあると思う。

他の人から見たら、薄い人間関係しか築けていないんだなと思う人もいる。

当然、濃い人間関係を構築しているように見える人もいる。

濃い人間関係を望む人は、薄い人間関係しか築けてない人に対して、薄情だと感じる事もある。

それが原因で別れることも確かにあるんだと思う。

私もそういう経験をしてきた。

端的に言って、他人をあまりみてないんだと思う。

でもそれでも、仲良くなりたいと思う人と、そぅで無い人では当然距離の取り方も違うし、誠意を持って関係しようとしている。

薄い人間関係しか築けないから、とても大事に思っていても、濃い人間関係を築ける人が薄い関係を築く程度にしかならないのかもしれない。

だから、そんなとき、相手からもとても大事に思われていたりすると、そこに温度差を感じてしまうんだと思う。

もっとみて欲しい、そういわれても相対的にはこれ以上ないほど目を向けているつもりでもまだ足りないと言われる。

そうなると、どうしたらいいのか分からない。もうこれ以上ないほど力を注いでもまだ足りないと。

結局、相手の不満とどうしようもない感情を抱えて別れる事になってしまう。

もちろんそれは悲しいことで、人間関係の薄さゆえに感情の動きも少なくて涙が出なくても、とても悲しく思っている。

だから、悲しくないなんて思わないで欲しい。

端から見たら薄くても本人にとってはこれ以上なく濃い関係だったなんてこともあるんだから。

人見知りだけれど人恋しい、そんな難儀な性格になったのはいつからだろうか…