時は流れてもすべての存在が劣化しない世界というのはどうだろう?
成長もしないが老化もしない。永遠に続く世界。そういう世界に住んでみたいと思わないだろうか?
それはある種の理想であると私は考えています。
私にとって世界とは私という主観が認識できる範囲のものであるので主観が消えるイコール世界が消えるということである。私にとっての世界とはその程度のものでしかなく、その程度のものでしかないので、私の存在しない世界など考えられないし。私のいない世界のために何かを成そうとも思わない。
理想とはそういうことである。私の死が私にとって世界の終わりであるので、成長も老化もしない世界というのは永遠の世界というわけである。
逆に、成長、老化する世界は有限の世界であるといえる。私は世界の終わりを願っているわけではない。しかし、永遠の世界を願っているわけでもない。「ある種の」とはそういうことである。
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